うた恋い。

超訳百人一首 うた恋い。

超訳百人一首 うた恋い。

コミックナタリーのレビューで知りました。気になりつつも、保留してて、でも気になって、しかし値段との戦いで、とりあえずなんか見たことある絵なのは何なんだーとぐぐってみたら、ニコ動で超おもろい遙か動画描いてた人だと判明しまして。なるほどっ と合点がいき、となりゃーもーこの漫画にハズレなどありえない!ってことで、購入に踏み切りました。
いやはや良い買い物をした。これはよいーこれはよいねー!まずもう口絵のカラーにやられます。美しい絵と「君がため をしからざりし 命さへ ながくもがなと 思ひけるかな」の歌。それだけでも素敵なんだけど、トドメをさすのが現代語訳!

いつ死んでもいいと思ってた
  君に会うまでは
 君に会えた今 いつまでも
   君といられたらとぼくは願っている

ふにゃーーーー!!!!
今までにも、この歌の現代語訳はいくつも読んだことありました。だが!
こんなにもふにゃーーーーー!!となったのはこれが初めてよー!ふにゃー!
「装い新たに、過去のこころが 現代によみがえる」ってこういうことかぁ…!と思ったよ。はあ、この現代語訳はすばらしい。
ひとつには、「君」と「ぼく」っていう人称の選び方が上手いんだと思う。「あなた」と「私」なことが多いからね〜ですます調で〜。

あーほんとこのページ素敵。今これ書くために開いてまたもうっとりしちゃった。そう、はじめ開いたときもここでまずページめくる手が止まったもんな。なかなか先に進めなかったもん、いきなり。あーこのページを壁紙にしたい。
うう、ちょっとここで中断。明日は内容に触れた感想を書く!
ていうかー!この歌って、スザクっぽいよねーーー!!!