ボクを包む月の光 9巻

ボクを包む月の光「ぼく地球」次世代編 9 (花とゆめCOMICS)

ボクを包む月の光「ぼく地球」次世代編 9 (花とゆめCOMICS)

「無駄無駄
オレの作ったシステムプログラム 壊した事出来た奴 過去に一人しかいねーから
そう たった一人 木蓮だけだ」

そうだったのかぁ〜〜〜〜きゃほーしびれるぜぇぇぇーーーー(≧▽≦)
このシーン読んだ瞬間、東京タワーのシーンがよみがえりました。そうかあ、「パスワードが間違っているはずがない」ってのと同時に「オレの作ったシステムが壊れるはずがない」っていうのがあって。だから「何故だ!?」って理解不能で、そして……。予想外のことをやってくれるのはいつも木蓮なんだーーねーーー。いいわー。いいわぁぁーーー!
カチコとパメラが出会うシーンもとてもよかったです。あんなに大笑いできる、笑顔と幸せでいっぱいの対面。たまらんかったです。こっちまで笑顔の連鎖です。
その後の未来路(「カチコが内から開けて迎えてくれるんや、ええなぁ…」→まさかの+妻で、まさに家族。→蓮「見てはイケナイ気がするっ」)がまためっっっっっちゃおもろかった(笑)。もうヘタレ化の一途を辿るばかりですね彼は。OVAの水族館で見せてくれたような、あのかっこよさはどこにいってしまったの〜(笑)
紫苑は輪のこと大好きだなー。輪は万能スーパーマンだな〜。まあ月の(異星人の)知識が持ち込まれてるんだと考えれば、こんな風に軽ーく(…ではないのかもしれないけど)地球産の神童を凌駕しちゃうのもありなのかな。
短編もとてもよかったです。愛蔵版の後書きで「ぼく地球の輪にはきっと友達がいなくて、陰でひっそり押し殺すようにして泣いていたんだと思う」というようなことが書いてあったと思うんだけど、それを思えば…!! そう、その文章の記憶があったからこそ、最初は、「あれ?輪君が人前で泣いた…?」って思ってたんだけど、その続きを読んで納得。

小林は多分 教室を出るつもりでいたんだと思う
でも 出られないまま彷徨うように泣いて 時間だけが過ぎた

んだね…!!でも、それでよかった!!痛みをシェアできた!!
やー、もう、コウ君良い奴だぁっ。早く再会しろよ全くもーう。
ちなみに、最初、紫苑は漫画を覗き込もうと思って輪に擦り寄ってるんだと思った(笑)。んでもって、ちょうど昨日『未来のうてな』読んでたもんだから、「なんだこのアヤシイ顔の接近具合は」とか思ってしまった。ごめん!!