一話プレミア試写会

日時:18時30分開場/19時00分開演
場所:シネマサンシャイン池袋 五番館

到着

 
17時50分頃に到着。並んでる人は10人未満。「18時10分から座席指定券をランダムで配布」だったのでまあこんなものだろうと。配布が始まったのは18時18分頃。箱から席番号が書いてあるカードを引くという形式。私が引いたのは0列だったので、ABCを指折り数えて「…後ろすぎ!!」とショックを受けましたが、他の人のカードをチラチラ窺ってみると、MとかQとかLとかだったので、ああこんなものなのかなと。

入場

18時半は過ぎてたと思う。入り口にはなんと銀河美少年様のコスプレイヤーさんが!制服タクトとワコも。皆様クオリティお高くてらっしゃる…!テンションあがるってばよ。彼らから配布物を受け取り劇場内へ…入ろうと思ったらロビー奥にタウバーンが屹立してるではないの!ハイ激写激写。

座席の半分以上は関係者席。座ってからも結構時間があったのでもらったリーフレットに目を通して時間を潰す。漫画や設定集はネタバレになるので、監督と榎戸さんのインタビューを。これ読んで俄然期待が高まった。
19時ギリギリに、わーっと沢山の人が前方席を埋め始める。ああきっとアニメーターさんはじめアニメスタッフさん達もいるんだろうなあ…と思ったりもしましたが特に知った顔は見当たらず(当たり前)

開演

19時ちょうどに開演。司会はアニプレの人とかじゃなく、たぶん喋りが本業の人っぽかった。なんとかまさおさん(苗字聞き取れなかった)。軽い作品紹介(アクションに定評のあるBONES、とか)を交えたはじめの挨拶。そして、「それではごらんください!…綺羅星☆!(ポーズ付き)」と言って退場。小さく笑いが起きました。

本編上映

ここは私の感想をつらつらと。
とにかく底抜けに明るい!
まずはこれに尽きる。なんか、びっくりしちゃった。日5(土6)枠でこんな元気で明るく楽しいアニメって珍しい…てか、初めてじゃないか?学園パート(クラス分け掲示を見てるあたり)なんてノリがプリキュアっぽかった、と言ってもいいくらい。いや、正確には「五十嵐監督テイスト全開」ってやつなのかな。おじゃ魔女やセラムン、そしてホスト部テイスト。お腹鳴らしちゃったワコが「ごめん今の私なの」ってデフォルメでカットインする場面なんか特にそんな感じ。こんなニチアサ的なノリを日5でやるんだよ?あ、新しい…!そしてわくわくするじゃないのっ。
60分を30分に凝縮した第一話
監督自身も後のトークで「一話はお祭のような回」と言ってたんだけど。見てる最中から感じてました、「総集編っぽい…!」と。オイシイシーン、重要な要素、目玉なんかをかき集めて30分に収めたような回でした。前後2話分くらいの内容を総集してる感じ?だから、ちょっと『ツギハギ感』はあったんだよね。テンポはいいのかもしれないけど、いかんせんハイスピードで、接続が甘いというか。ちょっとエピソード詰め込みすぎ?的な。ハッと気がつくと「あれ?何がどうなって今こんなシーンになってるんだっけ?」と置いてきぼりをくらった瞬間がありました。
しかしまあ、それだけ情報量が多いということでもあり。日5だから勝負かけていかないといけないんだろうし。それになにより、やっぱり、見たいじゃないか変身シーンにアクションシーン!聞きたいじゃないか「アプリボーゼ」と決め台詞=「さあ、青春を謳歌しようぜ!」!!スタドラだからこれでいいんだ。多少強引でも一話の中に起承転結を押し込んだ、ハイテンションな一話。これはきっと銀河美少年の名に相応しいものなのさっ!
「ともに青春を謳歌しようぜ!」
「貴様、銀河美少年かああぁ!」とか、PVで聞いた台詞が出るたびにニヤリ。しかし、変身シーンから「颯爽登場!銀河美少年!」「ともに青春を謳歌しようぜ!」までの一連の流れは、もう、ムズムズしてしょーがなかった…!(笑) お願い、笑わせてくれぇぇぇ…!せめて「wwww」と打たせてくれえぇぇ…!! って感じで、もう、行き場のない気持ちが体中を駆け巡って内心ビクンビクン呼吸困難の瀕死状態でした。
前方に見える微動だにしない沢山の黒い後頭部が、後ろから見る限りは、いたく真剣に画面を見つめているように見えるわけで。その座席の風景と画面とのテンションの違いに、もう、助けて、タスケテー!ヒー!ヒィィー!笑おうぜみんなぁ〜〜 と、死にそうになってました。
いやー、ほんと実況向けですわ。友達とギャハハハ言いながら見たい。
その他つぶやき
ワコが想像してたのと違って元気っこで可愛かった。早見さんの元気っこボイスが聞けるという意味でも良い。たまに堀江さんボイスに聞こえなくもなかった(「青春の謳歌ってやつですな」とか)。系統的に似ることもあるんだなぁ…新たな発見。清純ヒロイン声ってやつか。スガタは、副会長ぶってるルルーシュって感じ。声が、ってんじゃなくキャラ的に。腹にいちもつ抱えてそうなんで気になるところ。古武術がかっこ良過ぎでした。タクトは宮野さんでぴったりですね!もうPV見た時点でわかってたけど!あとは、石田さんキャラがとてつもなく石田さんキャラで素晴らしかったですね。一筋の涙を流して「歌ってくれ…」みたいなシーンは石田さんすぎた。
人工呼吸の時のワコのお尻が大画面過ぎてどうしようかと。サカナちゃんの歌は修正感アリアリの歌声でしたな…映画館だったから?むしろそれを狙ってた?タウバーンの戦う姿はとても優雅!氷上を舞っているかのようでとても素敵でした。もっと見たかったぞ〜。OPはなし、EDは黒背景に右半分スタッフロール左に次回予告っぽく今後の映像。スタッフは中村豊さんと田中宏紀さんしか捕捉できなかった。

トークショー

司会さん再び。軽く感想を述べる。「早く続きが見たい!という感じですね。実は今もう用意してあったりするんじゃないですか?(2階席を仰ぐ)…あ、ないですか。ハイ」とか。で、ゲスト3人の登場。竹田P、宮野さん、五十嵐監督。三人とも「綺羅星☆」をやってくださいます。竹田Pは事務的に、宮野さんは全身のポーズもビシッと決めてノリノリに、監督はまずお辞儀をし、「あれ…まさかやらないのか…?」と一瞬疑問を抱かせたのち、ちょっと恥ずかしげに、綺羅星☆でした。
一話を見ての感想
竹田:日5・全国ネットでの放送になるが、その枠に相応しいスピード感・疾走感・爆発美(?)のある娯楽作品となっている。最近の日5は鋼やBASARAだったので、久々のロボアニメとなる。楽しんでもらえるものになっていると思う。
宮野:思わず「すげー………(放心したような声音)」という声が漏れた。スケールの大きさに圧倒された。特に音楽や音の迫力が半端なかった。劇場並み。食い入るようにして見た。
五十嵐:先日、出来立てほやほやの一話を社内で見た。そして「いける感じがする…!」と言い合った。タクトは作り手側のモチベーションがとても高い作品。その社内の雰囲気がフィルムに出ているように思う。それは監督冥利に尽きること。24話作り上げるのは大変だと思うけど、よろしくお願いします…という話を社内でした。
銀河美少年」って?
宮野:あ、客席から笑いが漏れましたね。いや、すごく素敵な言葉ですよねー(と、割と心底そう思ってる風な声音でしみじみと言う宮野さん)
五十嵐:まあー……。オリジナル作品ということで、キーワードが必要だと。それで、キラキラ感をフィルムに出したいと思って、「銀河美少年とは何ぞや」ということを半年くらい語り合って…
宮野:「銀河」と「美少年」という単語を組み合わせようとしたのがすごいですね
司会:竹田さんは初めてこの言葉を聞いた時どう思われました?
竹田:「なにゆーてんの?」と。(会場笑)でも、「わけがわからん」ということで逆に詳細が気になり、詳しく聞いてみたくなった。説明を受け、案外深い言葉だということがわかった。そういうことなら、堂々とこっ恥ずかしい(嬉し恥ずかしな)ことを堂々と夕方にやればいい!と。
綺羅星☆」とは?
(キラキラを出したくて…というようなことを話す監督)
宮野:監督、さっきからキラキラしか言ってませんけど大丈夫ですか!(笑)
綺羅星十字団は秘密結社で〜とか概要の説明)
宮野:キャッチーなポーズを真面目にやるのがこの作品の素晴らしいところですね。変身シーンなんかも、『くるっ!パン!』『お尻パン!』みたいな感じで。(会場笑)
司会:宮野さんはそういう場面を演じてみてどうですか?
宮野:インパクトは作品上とても大事なもの。台詞やデザインが派手だったりキャッチーだったりすることで、根底にある深い部分と絶妙なハーモニーを生み出していると思う。
タウバーンの印象
宮野:スタイリッシュ。人のように華麗に活躍している。ロボット然としていない。とはいえ、戦闘の迫力には(既存のロボアニメと同じように)圧倒される。新しいロボアニメが始まったなと思う。
今後の展開
五十嵐:一話はインパクト重視で、言ってみればお祭のお神輿のようなものだった。ドカンと強力なものを打ち込んだ感じ。二話以降から本筋に入り、「学園ロボットアニメ」が始まる。楽しい、気になるキャラが続々と登場する。
メディアミックスがあるそうですが?
竹田:コミカライズ。その他色々。iPhoneiPadのアプリなども。また、リアルタイムの放送でdボタンを押すとマイレージがたまるような仕組みもある。是非オンタイムで見てください。
最後に一言
竹田:とにかく嬉し恥かしな、見ていて気持ち的に酸っぱくなったり、キュンとなったりする作品。脳みそにダイレクトにくる作品。今後どんどんエスカレートしていくので楽しみにしていてください。
宮野:本当に酸っぱい作品だと思いますので。(会場笑)とにかく、日5枠で攻めているな!と感じます。そのことが皆さんにも伝わる作品になっていると思うので、一瞬一瞬、青春を謳歌しながら、魂をぶつけていこうと思います。酸っぱくなってください!
五十嵐:えっとー……ふふふ。(何言おうと思ったんですか!とツッコミが入る)【以下メモ判別不能:つくっていて、日5という素晴らしい枠 きわどいことができないかな 竹田さんが「いったれや」と】(なんかわいわい面白いことになってました) 自分は、品行方正なフイルムを作ってきたと自分では思っているんですが、この作品ではそこから一歩出てみようかと思っています。やったことないことをやってみようかと。挑戦してみようかと。あとはとにかく、スタッフのモチベーションが高く、物凄い才能が集まっている作品です。25本、応援よろしくお願いします。

フォトセッション

まずは舞台上の3人。途中でコス3人も加わる。コス3人は撮られる前にパッと揃って綺羅星☆ポーズを決める。それを見た宮野さんが「俺たち負けてるし…」的なことを呟く。
最後は全員降りてきて観客席。皆さん綺羅星ポーズでお願いします、ということで司会の人が細かく指導。「もしここで写って今後メディアに載っちゃうとやばい!という人も大丈夫です。腕を左にずらすと…ほら!顔が隠れます!」とか。「一番大事なのは声!せーので綺羅星☆お願いします」と音頭を取ると、「綺羅星☆!!」と元気な声が会場内に響きました。みんなノリいいな〜とか思ってたら、司会の人も「おお、いける!一回目からこんなに揃うなんて!」とびっくりしていました。計3回くらい言ったかな?

終了

 
そんなこんなで20時前に終了。ロビーではコスさん達がタウバーンの隣でポーズをとっていて、撮影大会になってました。