うさぎドロップ

うさぎドロップ (1) (FC (380))

青年（or中年）男性と少女ってよくあるよなーマイガールとかガンスリとかーなんて軽い気分で読み始めていたけど、途中から、自分の幼少期と母のことを思い出したり考えてしまってすんごい涙ぼろぼろ流しちゃって…。ひとつひとつのエピソードがすんごいリアルだったというか、絶対だれにも見に覚えのある出来事が描かれているから、ものすごく自分の中にダイレクトに入ってくる作品。母にもぜひ読んで欲しいが、なんとなく私から読んでみてーとか言うのがはばかられる。
「育てているのか育てられているのかわからない」みたいなのとか、「雲をつかむような感覚で大人のフリをし続ける」（3巻P.169）ってのが、ああーそうなんだろうなあーって感じがした。けいおん！！10話で唯は「私も、大人になったら大人になるのかな」って言ってたけど……。うーーーーん。色々考えてふけっちゃいますな。
りん達が大きくなったのには驚いた。
こどちゃ番外編とか橋本紡の『もうすぐ』とかこれとか、最近そういう作品に触れるのが続くなー。