bpm『ハイカラ』『シーサイド・スーサイド』

友人から借りたDVDを鑑賞。いやー面白かった。個性的な文豪達が織り成すドタバタ。中でも太宰治が愛すべきキャラ過ぎてとても良い。最後は少ししみじみとなり、ハイカラってそういう意味か〜!と思わされたり。各著書を読んでみたくなったので図書館で即予約を入れたよ。スーサイドのほうもよかった。こっちでもまた太宰治がめちゃめちゃ良くて全く!舞台上の木村さんも相変わらずの良い声でした。たまらん。効果音ってホントに実際やってたんだね、驚き。
映像特典も楽しかった〜。ホームビデオっぽい舞台裏がいいわぁ。舞台って楽しいよね〜と思いつつ見ました。そしてwikiを色々彷徨って、太宰が三鷹に住んでて記念館的なものがあるとか色々情報を仕入れたので、そのあたりを巡ってみるのも楽しそうかもかも。その前に色々読んでみたいですです。
とりあえず『花燭』。太宰ってメロスくらいしかまともに読んだことなかったけど、こういう話書くんだーって感じだった。太宰=人間失格ってイメージなもんだから…。割に読みやすかったし。…結構、ニーチェ系なのかな。私的に、ニーチェって「もともとはすっごくマイナス思考の人が抉り出すようにしてポジティブ思考を生み出そうとしている」って感じなんだけど(ほんの一部分にしか触れていないから、きっとこの感想は間違ってるとは思う)その有様がすっごく力強くて、すごく圧倒されて、私はとても好きなんだけど。それ系なのかな〜。真偽を確かめたいので色々読み漁ろうかと思います。
そんなことをつらつら考えてたら、ギアスのルルーシュVSシュナイゼルダモクレスの会話が観たくなっちゃいました。どちらかというと、シュナさん思考になりがちな私なので、だからこそ、このときのルルーシュがとても眩しく見え、WORLD ENDのスザクの言葉に涙腺直撃されちゃうのであります。