ヒカルの碁 完全版 13巻

ヒカルの碁 完全版 13 (愛蔵版コミックス)

ヒカルの碁 完全版 13 (愛蔵版コミックス)

購入。尾道に行くから、広島に佐為を探しに行ってるエピソードが入ってるやつを〜…と思って買ったわけですが。そうだよ!てことはだよ!泣けるシーンてんこもりってことじゃん!私の大好きな、「佐為が消えた部屋」見開きページも収録されてるってことじゃんよ!うわぁん。電車の中で読んでいたのですが(ヒカ碁なら電車内読書も許されるかと思って…)いちいち涙目になりまくりで大変でした。
完全版はいつか揃える!という気持ちを持ちながらもなかなか手を出せず、今回が記念すべき初購入。1000円×20巻は高いと見るか妥当と見るか、ですが、まず開いて紙&それに伴う印刷の美しさに感動し!初めて見るカラーページにおおー!となり!他にも色々あって、しかも表紙は描き下ろしで…となれば全然こんなもんですよ!というMY結論。綺麗に再現されたものを見られて嬉しい限りです。
ネームが公開されてるのもオイシイ。結構そのままなんだなーっていう感想を持った。ほったさんの描いたネームのまま清書しているページのほうが多そう。というのも、バクマンに載ってるネームは、コマ割含め、カメラの角度とか全体的に(ほぼ!)手直しされてるから。おもろいですなー。そう思うとバクマンデスノのほうが合作度が高いんだろうな。
ウルウルしちゃたシーン羅列。
・「ヒドイ?いい碁だったよ!」〜「すごいよ塔矢行洋!まだまだやるじゃん」
・「進藤 なぜキミはボクの前に現れたのだろうと なぜボクはキミを追い なぜキミはボクを追うのかと」
・「虎次郎が私のために存在したというならば」〜「千年が二千年がそうやって積み重なってゆく」
大きくはこのみっつ。
好きなシーンはもっとたくさん!佐為が消えた後のページはほんとに大好きすぎる。あの、風を感じるのがもう。私、毎年5月5日は必ず「ああ今日は佐為が消えた日だ、あの風が気持ちいい日だ」って、この絵とともに思い返してしまいます。
広島で早く帰りたいがゆえにトランスするヒカルも好き。眼力が好き。緒方先生と対局する場面も好きだー。あそこはトーンがあまりにもいい仕事をしている。「オレで我慢してよ」って言ってるヒカルがかわゆーてかわゆーて昔も今も大好きです。
ああ、改めて私はヒカルの碁が大好きだと再確認。大好きだ大好きだ大好きだー!!