ヒカルの碁 完全版 13巻
- 作者: 小畑健,ほったゆみ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/10/02
- メディア: コミック
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完全版はいつか揃える!という気持ちを持ちながらもなかなか手を出せず、今回が記念すべき初購入。1000円×20巻は高いと見るか妥当と見るか、ですが、まず開いて紙&それに伴う印刷の美しさに感動し!初めて見るカラーページにおおー!となり!他にも色々あって、しかも表紙は描き下ろしで…となれば全然こんなもんですよ!というMY結論。綺麗に再現されたものを見られて嬉しい限りです。
ネームが公開されてるのもオイシイ。結構そのままなんだなーっていう感想を持った。ほったさんの描いたネームのまま清書しているページのほうが多そう。というのも、バクマンに載ってるネームは、コマ割含め、カメラの角度とか全体的に(ほぼ!)手直しされてるから。おもろいですなー。そう思うとバクマンやデスノのほうが合作度が高いんだろうな。
ウルウルしちゃたシーン羅列。
・「ヒドイ?いい碁だったよ!」〜「すごいよ塔矢行洋!まだまだやるじゃん」
・「進藤 なぜキミはボクの前に現れたのだろうと なぜボクはキミを追い なぜキミはボクを追うのかと」
・「虎次郎が私のために存在したというならば」〜「千年が二千年がそうやって積み重なってゆく」
大きくはこのみっつ。
好きなシーンはもっとたくさん!佐為が消えた後のページはほんとに大好きすぎる。あの、風を感じるのがもう。私、毎年5月5日は必ず「ああ今日は佐為が消えた日だ、あの風が気持ちいい日だ」って、この絵とともに思い返してしまいます。
広島で早く帰りたいがゆえにトランスするヒカルも好き。眼力が好き。緒方先生と対局する場面も好きだー。あそこはトーンがあまりにもいい仕事をしている。「オレで我慢してよ」って言ってるヒカルがかわゆーてかわゆーて昔も今も大好きです。
ああ、改めて私はヒカルの碁が大好きだと再確認。大好きだ大好きだ大好きだー!!